【バンめし♪】白兎団本部集会 ~Blanc Bunny Bandit 1st Live~ 昼・夜公演レポ

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Q. ライブレポにしては書くの遅くない?

A. バンめし♪1周年の終わりに合わせたんです(大嘘)

 

まえがき 

ちゃんとしたライブレポを書くのは初めてです。先駆者さんたちの影響をだいぶ受けてたりします。 

 

キャラクター/キャストさんの台詞とかトーク内容は、記憶とメモと、Twitterの感想ツイートとかを参考にしながら補完してます。間違ってたらごめんなさい。

 

 あと、音楽のことは全然詳しくありません。それっぽいこと言ってるように見えるところもだいたい雰囲気で書いてます。

 

 

ライブ当日まで

2019年5月17日。

バンめし♪公式Twitterに何の前触れもなく突如投下された、“白兎団本部集会~Blanc Bunny Bandit 1st Live~” 開催の緊急告知。

   

私「(・・・・・・早くない?)」

 

この告知がされた時点で、バンめし♪自体が始動して1年ちょい経ってなかったんですよね。なんなら、BBBに関する情報源である “奥美濃八萬館” のブログ開設時期で言ったらまだ1年も経ってない。

 

一応、白兎団活動報告のブログを読んだり、およしちゃんのバンめし♪おくれんかな?を聴いたりはしていて一通りは追いかけてはいたんですが、それでも正直、登場人物のパーソナリティとか、曲のこととか、世界観とか、全体的にわからないことが多いというか。

 

ただ、それでも「なんだかんだで行ってみたら『バンめし♪最高!!!!』ってなるやつなんだろうなぁ」みたいな謎の自信が湧いてきたので、軽率に参戦することに決めました。

 

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(この告知画像、色調の関係なのかわからないけど、何回見ても白い文字が手前側に、黒い文字が奥側に見えて妙に遠近感が出てきてすごく変な感覚になる。疲れてるのかな)

 

イベント限定で販売されるTシャツの類はどうしても着るのがもったいなくてお蔵入りになるのが目に見えてるので、そう考えると幹部チケットセットはちょっと割高かなぁと一瞬は思ったんですが。

会場の新宿ReNYをネットで調べてみるとキャパが800人とのことだったので、「この枠内の一次先行抽選なら、ワンチャン良い整理番号が当たるのでは???」というだいぶ適当な期待感を込めて、昼・夜公演とも申し込んでみました。軽率。

 

昼・夜公演とも無事に当選したのを確認したあと、しばらく間が空いて7月上旬くらいにチケットが送られてきました。

 

どっちかだけでも良い整理番号取れてたらいいなぁ、くらいの軽い期待感を込めて開封したわけですが・・・

蓋を開けてみれば、昼・夜公演ともに「これは2019年の運気をすべて使ってしまったのでは??????」みたいな整理番号!!!!!

確認した瞬間、理解が追いついてなかったのか、何故かめっちゃ笑ってしまった。

 

 

開演まで

当日の朝は夜行バスで東京駅に着いたあと、少し移動してからネカフェで仮眠。

残念ながら関東民ではないので、今回に限らずイベントで遠征する時はだいたいこんな感じで当日を迎えてます。新幹線は高い。

(ちなみに、今年6月のここなつ生誕祭のときも夜行バス+在来線で帰倉しに行ったんですがさすがに堪えました。倉吉は遠い。) 

 

さて、物販は最初9時過ぎくらいに並ぼうかと思っていたものの、「ライブの規模的に、そこまで無慈悲な行列にはならないだろう」っていう慢心があったのと、雨がそこそこ降ってたので長時間の屋外待機に気が進まず、結局10時頃に物販列に到着。

 

その頃には屋外まで伸びていた待機列は、実際には塔?の中にある螺旋階段を通って2階にあるライブハウスの前まで続いていました。もうちょっと早く来れば屋根のある螺旋階段で待機できたのかー、と気づいてちょっとげんなり。

というか、ライブ会場が2階にある建物ってなかなか珍しいのでは?しかも直下の1階にあるのがファミレスってのがまた変わった感じ。あと構造上の都合?でジャンプ禁止らしい。

 

予定通り11時に物販が始まって、ちょっとずつ進んでいく物販列。

先に買い物を終えた人たちが入れ違いに降りてくるものの、なぜか傘を持ってない人が多いのが若干気になりつつ、物販エリア入口付近まで到達。

 

ここで突然の

げぼくの嗜み・・・

  

物販はおなじみのライブグッズをはじめ、ライブ直前生放送でマストバイと評されていたBBB 1stデモテープを購入。この令和の時代に、自分のためにカセットテープ買う日がくるとは夢にも思わなかったよ・・・。

カセットテープの再生機買わなきゃいけないけど、下手なもの買うとテープ痛んだりそれこそクシャクシャになったりしそうで怖い。それ以前にまず機器の選び方が未知の領域すぎてわからない。

 

物販を離脱したときには12時過ぎを回っていたので、新宿駅付近に戻ってヒルめし♪の旅。

ラーメン大好きマンとして事前にリサーチした駅周辺のお店にいくつか目星をつけていたものの、日曜日ということもあってかどこも死ぬほど混んでたので断念。それほど時間に余裕もなかったので、結局手頃そうなお店で早々に昼食を済ませて再び会場方面へ。

 

道中にタイトーステーションがあるのに気づいて、ふと立ち寄ってボルテに1クレ入れてなんとも言えないスコアを叩き出してから会場に向かったわけですが、これがミスだった。

そのあとコンビニにも寄ったりしたのもあって、会場近くの待機エリアに辿り着いたのは結構ギリギリな時間で、雨の中で開場を待つ参加者でごったがえしていました。

 

整理番号的には入口に近い先頭エリアで待つべきだったんですが、すでにたくさんの人が集まっていて、ここに割り込むように入るのはちょっと・・・って状況だったので、後ろの方まで戻って、かろうじて空いてるところで待機。

 

ところが、定刻を過ぎてるはずなのに整理番号の呼び出しが始まらない・・・?

何かの都合で開場が遅れてるのかなと思ってしばらくそのまま待っていたんですが、ふと近くにいたスタッフさんが対応しているやりとりをしているのを見たら

 

「今40番くらいまで呼ばれたところなんですけど〜」

  

「今40番くらいまで呼ばれたところなんですけど〜」

 

「今40番くらいまで呼ばれたところなんですけど〜」

 

・・・・・・は?

 

もしかして:もう開場案内始まってる

 

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああもうはじまってるうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううやってしまったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

ほんとに2019年下半期で一番しにたくなった。

慌てて先頭付近まで行くともう50番近くまで誘導されていて、チケットを見せてそこで入らせてもらいました。

 

せっかく今まで見たことないくらい良い整理番号を引き当てたというのに・・・

というわけでメンタルをがっつりやられた状態でライブハウスへ。

 

ちなみに夜の部はこの反省を活かして開場30分前から待機しました。さすがに人は全然いませんでした。

 

 

白兎団本部集会 ~Blanc Bunny Bandit 1st Live~ 

 

  0. 待機セヨ

 ※開演前のBGMとして流れていただけです。

 

白兎団本部放送が配信されるとき、開始前の数分間に「間もなく開始する。待機せよ。」と表示されている間に流れている曲ですね。白兎団のアイコンがくるくる回ってるあれです。

  

ステージ正面にはスクリーン・・・ではなく、白兎団のアイコンがでかでかと描かれたバンド幕が張られていて、その代わりにモニターが左右二箇所。

あと、ステージ端から始まって会場をぐるっと1週して反対側の端に戻るような電光掲示板(?)が設置されてて、“Blanc Bunny Bandit 1st Live”みたいな文字がずーっと会場を周回していました。

 

会場に入ってから開演直前までの1時間近く、ずーっとこの音源が流れていたんですが、曲がループするときにだんだんフェードアウトしていった後、15秒くらい?無音状態になる、なんとも言えない謎の “間” があったんです。

 

そして開演直前のタイミングにもこの “間” がきて、

 

会場「(お?そろそろ始まるか??)」

 

・・・

 

会場「(くるかーーー????ついにくるのかーーーー?????)」

 

・・・

  

会場「(ドキドキ・・・)」

 

・・・

 

空気を読まない “待機セヨ”「♪ デデッ デーデーデ デデッ デーデーデ」

   

会場「「「(まだかーい!!!!!!!!!!!!!!!!!)」」」

 

という謎の焦らしプレイをかまされて会場中が笑いに包まれていました。

 

そんな一幕もありつつ、“開演直前になるとスピーカーの音量が急に上がるアレ” が入り、いよいよ始まるんだなぁと実感。

 

ずっと流れていた “待機セヨ” が急に止まって一瞬で静まり返る会場、嵐の前の静けさを予感させる静寂を切り裂いたのは、白兎団本部放送でおなじみの “白兎タイム”。

イベントの一演出として聴くと、まさにこの瞬間のためにつくられたんじゃないかってくらい空気感にバッチリ合っててこの時点ですでに感動。

 

自然と沸き起こる手拍子(と若干のタンバリン)の中、サポートメンバー、そしてキャストの4人が登場!!!!!

 

今日の主役がステージ上に揃い、静かに始まりの瞬間を待つ・・・・・・

  

またも突然ぶった切られて止まるBGM、会場を包む緊張感、この状態から最初に放たれる曲はどれだ?????と交錯する思考。

今回のライブはこういう “静寂” とか “暗転” の使い方が絶妙で、会場単位でメリハリを付けて空気感を支配するのがとにかく上手い。

  

ドラムのカウントとともに演奏がスタート、「なんだ??この聞き慣れない前奏は??」と思ったのも束の間。

 

夜風がおもむろに拡声器を取り出して、会場に向けて一言。 

「あー、 あー。

 

「ここにいる、白兎団の諸君に問う。」

 

 

「自分の人生を、生きているか?」  

 

(この場面、昼公演は完全に油断してて聞き取りそびれたのがすごく悔しかったので、夜公演は口元凝視しながら拾ってました。)

  

いよいよ “白兎団本部集会” が始まるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

  1. 共鳴性白染自由主義 

いきなり新曲が投下された!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

最初は捲し立てるような早口ラップ調で順番に歌い始めたと思ったら二巡目が終わったら一気にBPMが下がってダウナーな雰囲気になってそしたらサビでまた速くなって台詞を喋るような時間があってもう一回ゆっくりになってこちらに語りかけるようなラップタイムになって一瞬止まってまたテンポが上がってラップになってサビで駆け抜けて最後に掻き回されるようなかっこいいフレーズかまされてそのままパッと止むように終了・・・。 

 

会場も「曲終わっ・・・た?終わった???」ってすぐに判断が付かなかったのか、数秒の間が空いてから拍手が起きてたのが面白かった。

にしても、結構集中して聴いてたはずなのに正直自分で書いてて掴みきれてない感がすごい。これがBBBのテーマ曲か・・・(こなみ)

 

ラップが盛り込まれてることについては白兎団活動報告のブログでも触れられていて、夜風ですら「思い出すと笑いが止まらなくなるうお座うお座うお座うお座うお座」と噂の “ざこちよラップ” もここで披露されていました。

 

ところで最近、断片的に聞こえた “共鳴性白染自由主義” の一部分が中途半端なまま、勝手に脳内ループし始める現象に苛まれててほんと困ってます。お願いだから早く配信して。

 

曲が終わると照明も明るくなり、早々にMCがスタート。 

「白兎団の栗花落 夜風だ。これより、白兎団本部集会を開始する。」

 

「新曲、“共鳴性白染自由主義”を演奏したが、どうだった?」

 

「他にはないBBBの音楽的主張に、しっかり目が覚めたか?」

 

私「(こちとらサイリウム振るライブしか参戦したことないから聴いてる間どんな感じで楽しめばいいかさっぱりわからんのにそんな状況でいきなり初見でソフラン全開の変拍子でラップ入り曲を叩き込まれたおかげで完全に)目が覚めたわ!!!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!」

 

「そう、他人の人生を生きるのはもうやめにするんだ。」

 

「今日の本部集会で、自分らしい “なにか” を見つけて欲しい。」

 

「私からは以上だ。」

 

私はてっきりこの辺で「・・・はーい、改めまして!栗花落夜風役の楠木ともりでーす!」的な中の人MCにつながると思ってたので、一瞬おや?となりました。

その後すぐに「今日のライブ中はずっとキャラのままで通すのかも」と直感。

 

「じゃあ、ほらざこちよ。」という夜風らしいかなり雑めな振り方で千代にバトンタッチ。

「白兎団の、よ、吉廻 千代です。」

 

「えっと、そうですね・・・き、緊張しています。」

 

「不肖、吉廻 千代。みなさんの足を引っ張らないように頑張りたいと思います!」

 

もうなんか「THE 私は今とても緊張しています」って感じのそわそわぶりでなんならちょっと微笑ましく見えてくるレベル。

  

それを見た夜風もすかさず

「ざこちよ、お前緊張しすぎ。」

と呆れ顔で言い放って会場も爆笑。

 

その後もバタバタとMCを渡してしまったこともあって、

「まっっったく、ねこちよはだめちよかしら?情けないわね・・・」

などと亜理紗にまで言われる始末。がんばれ、ざこちよ。

 

「げぼくのみな、ごきげんよう。アリーシャ帝国のアリーシャよ。」

 

「今日は存分に蹂躙してあげるから、げぼくたちは感謝すること。」

  

会場後方のやたら通る声「あーりがとうございまーす!!!!!!!!!!!!!!」

 

ここ応答性(?)良すぎてめっちゃ笑ってしまった。

 

夜風役のともりるさんは「本編中は笑顔を見せない」ように指示があったそうなんですが、この場面だけはさすがに耐えられなかったのか笑ってしまっていました。ライブで笑いを堪えるのは大変なこと。

 

「それと、“げぼく証明書” はちゃんと持っているかしら?見せてみなさい?」

 

あっ・・・

げぼくたちが「売り切れ!!売り切れてた!!」「再販してー!!!」などと必死にアピールするも

「なんですって???そんなのしらないわよ!!!!」

 

「早くどーーーーにかして手に入れなさい!!!!!!」

と一蹴。 手厳しい。

 

「じゃあもなか、このダメなげぼくたちになにかいってあげて?」と投げかけると、もなかは「はい、なのです!」ってすごいナチュラルに即答。もなかにすらダメなげぼく認定されてる・・・。

 

「おーにぎーり やっほっほー🍙🍙🍙🍙🍙」

「さーん、はい!」

 

会場「「「「「「おーにぎーり やっほっほー!!!!!!🍙🍙🍙🍙🍙」」」」」

 

「わたしは百武 もなかです!」

 

「こんなにたくさん集まってくれて、ダイナマイトうれしいのです!」

 

「本部集会、最後まで楽しみましょうなのです!!」 

 

そして再び夜風のターン。

「さて、ここからはノンストップでいくぞ。」

 

「まずは私からだ。」

「聴いてくれ、“シンクロフィッシュ”。」

 

 

  2. シンクロフィッシュ

夜風は普段声を張らない低めのトーンで喋るので、持ち歌であるこのシンクロフィッシュでは結構高い音程で歌ってるのを聴いて最初はギャップに驚いた記憶があります。 

 

担当楽器なこともあってか、ギターの響きがしっかり出てるところが多いこの曲。 

バンめし♪は全体的にライブ演奏を意識した曲の構成になっているような印象があって、ライブで聴くとやっぱり楽器の音も映えるなぁとすでに実感。

 

さて、共鳴性白染自由主義のときは照明が暗めだったのもあって気に留めていなかったんですが、ここでステージ上で歌う夜風を見てあることに気づきます。

 

「あれ? “イヤモニ” してなくない??」

 

確かイヤモニをしないパフォーマンスの仕方(= “転がし” ?)だと、会場からの声がしっかりと聞こえる分、歌うために大切な音も聞こえなくなることもあって大変。みたいな話を、えっと、どこかで・・・・・?

会場の構造とか、音響設備とかによってその辺の事情も全然違うのかしら?教えて詳しい人。

あと、“ドラムの前に立てる透明な仕切り板みたいなやつ” もなかったですよね。あれも確かイヤモニしてる声優さんに配慮して設置するアイテムらしい*1ので、今回はいらなかったのかな。というかむしろ設置する方が珍しいのか。これもわからん

 

曲中は相変わらずどういう姿勢?体勢?で楽しめばいいのかわからなくてなんとも形容しがたい謎の動きをしていましたが、「煩わしくなんかないの〜」のところは会場全体が自然と手拍子タイムに入ってちょっと安心。 

あと、「重なる 水面の先 自由のライン 嗚呼」に続く、「反射して 溢れる〜」の「反射して」の部分の声の重なりが個人的に一番の聞きどころだったので、生で聞けて鳥肌。

 

歌い終わるとすぐに颯爽とステージを後にする夜風。何気ない捌け方もメンバーによって個性が出てて細かい。

 

 

  3. 箱庭のエチュード

はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

すき。

  

ピアノの音色が心地いい、ムードがあってシャレオツな一曲。

公式Twitterの曲紹介で「千代の内面にある憂いの世界をご堪能下さい♪」と評される通り、千代のパーソナリティがよく表われててすばらしいの一言。

おまけにジャケットが神。なんなら一番好きまである。

 

冒頭では緊張のしすぎて “だめちよ” 呼ばわりされるシーンがありましたが、千代はなんだかんだ自分の番になったら堂々とパフォーマンスをやり遂げてそう。

 

たかみなさん自身がスラっとしてることもあって、さらに底が厚めのブーツ履いてる事も相まって、手の先までしなやかで伸びやかな動きがすごい大人っぽく見えて艶やか・・・。

この曲特有の、儚げな歌声とか高音も表現されてて、終始浸るように聴いていました。

 

曲が終わると、観客席に向かって深々と一礼してから舞台袖へ。所作が都度美しい。

 

 

  4. たたえよ!絶対覇権アリーシャ帝国 

交代して亜理紗が現れるかと思いきや、行進曲を思わせるようなドラムの音が流れ始める。

そしてアリーシャ帝国の旗を持ったやぎぬまさんが会場を煽ります。

 

「諸君、アリーシャ帝国の “旗” を掲げよ。」

 

「わたしが 『アリーシャ アリーシャ』 と呼んだら、お前らもアリーシャ様の名前を呼べ。」 

 

「後ろの奴らもだぞーちゃんと全員見えてるからなー」

 

“旗”というのは、会場入口で支給されたこれのことです。

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残念ながら綺麗な状態で持ち帰れなかったのでqurosawaさんのツイートから拝借🙏

 

「アリーシャ! アリーシャ!」のコール&レスポンスが終わると、一瞬の静寂の後に(どう考えても小6の女の子の持ち歌とは思えない)壮大なイントロに合わせてようやくアリーシャが登場。

  

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アリーシャ自身も帝国旗を持っていて、パフォーマンス中も会場に向けて振りかざしたり掲げたりと完全に扱いが手慣れていました。旗を使いこなす小学生とは。

 

歌ってるときのアリーシャを一言で表すととにかく「強い」。

眼光の鋭さと声の通り方が尋常じゃないんですよね。あと途中で足元にあるスピーカー?に片足かけて歌ったりもしてましたね。溢れ出すアピール力とカリスマ性。

 

この曲、ライブで歌うとなると結構難しい部類に入ると思うんですけど、サキーシャさんが見事にやり遂げててもはや感動のようなものを覚えました。

ライブ経験少ないらしいのに・・・ほんと大変だったんだろうな・・・ 

 

演奏の方は亜理紗の曲ということもあってベースマシマシのフレーズが目立ってましたが、曲調的にドラムを叩く音も結構存在感がありました。サビ前の台詞みたいに歌うところとか。

 

そしてげぼくお待ちかねの掛け合いタイム!! 

祖国! 祖国!

下僕! 下僕!

アリーシャ帝国 でっかーい!

ペレストロイカ マジぱなーい!

 

靴の先に キッスを!

味噌の香り 食べたあの日!

そびえ立つ コンビナート!

揺るぎない コンクリート

 

もっと! もっと! もっと! もっと!

 

ちょちょめく あんぽんたん たーけらしい

わいせりゃ かちこみ らっしゃもなーい!  

ここに限らず、「本当にこの曲ライブ初披露か????」ってくらいげぼくたちの練度が高くて実家のような安心感がすごい。

(でも「せーの 、「「「「バンザーイ!!!!!!!!!」」」」」のところはあまりにも一体感が強すぎて正直ちょっと怖かった。)

 

ステージを去るときも最後の最後まで高笑いを続けるアリーシャ 。

冷静に考えると、「オーッホッホッホー!オーッホッホッホー!」って笑う人物をリアルで見る機会ってなかなかないよね。

 

次の曲まで少しだけ時間が空いたんですが、周りからは「すばらしい・・・」みたいな声が漏れ出ていました。あと確か「アリーシャ様、踏んでー!」とかも聞こえた。

 

 

  5. おにぎりディスコ  

タンバリンの時間だコラァ!!!

 

思いっきり叫んだ後ということもあって、もなかのほわほわな癒しボイスが心地よい。身体中に染みわたる。

もなかの分のタンバリンはTa.やぎぬまかなでお送りしてました。 

 

サビの「あーきーるーこーとーのーなーい おーにーぎーりーのーせーかーいー」のフレーズでは、手を左右交互に折り込みながら上下に動かす振り付け(伝われ)がすごく印象に残ってます。近くで真似してる人もちらほらいましたね。

  

はい、ここでもなか役のTTさんのすごいと思ったところを書きます!

おにぎりディスコに限らない話なんですけど、どの曲でも会場の方をずっと一心に見ながら歌われるんですよ。本当にずーーーーーーーーっと。 

 

もなかの歌唱曲はスタンドマイクで歌うパターンが多いから、っていうのもあると思うんですが、常に視線を真っ直ぐに向けてて。

それでいてニコニコしながらノリノリで歌うんだもんなぁ、すごいって言葉しか出てこない。

 

最後の「そうです! おにぎりです」でバッチリ曲を締めると、トコトコとステージ裏に戻っていくもなか。

 

ソロ曲が一周したのでここで一旦MCかな?と思いきや、BBBのメンバーは誰もいないまま次の演奏へ。

 

 

  6. サポートバンド紹介(奥美濃八萬歌 アレンジ)

やぎぬまさん「ここでバンドメンバーの紹介させてくださーい」 

 

(ライブ当日にサポートバンドだけで映ってる写真がなさそうだったのでリハ時の写真ツイートで代用します)

(左からGt.qurosawa、Dr.ワタナベタカシ、Gt/Cho/Ta/BM.やぎぬまかな、Key.飯島快雪、Ba.大澤伸広) 

 

奥美濃八萬歌のメロディに乗せて、名前を振られたメンバーがソロ演奏でパフォーマンスするお馴染みの形式のバンド紹介。

 

今回のライブで披露された曲の多くにはコーラスパートがあって、そこで放たれるやぎぬまさんのコーラスが透明感があって美しいことこの上ない。

通常パートではマイクから一歩下がったところで演奏しているんですが、コーラスの箇所になるとすっとマイクの前に出てきてコーラスを吹き込んでまたすぐ戻る、っていう動作が特徴的でした。

 

今回はギターはもちろん、バンドをまとめるバンドマスターも兼任しつつ、その傍らで、前述の “絶対覇権アリーシャ帝国” の声出しパートを担当したり、曲の歌詞に合わせてさりげなく振り付けをしてたり、と細かい仕事もいっぱいこなされていました。もう本当に「お疲れさまでした」の一言。

 

Gt.・Dr.・Key.・Ba.を担当するサポートメンバーの方々の演奏は、全体的にこう、王道なバンドらしさがあるというか、それぞれが独自に世界観をつくっているというか、存在感が直接伝わってくると言うか、個性がすごくしっかり出ているような印象でした。(音楽のこと詳しくないから全然表現の引き出しが出てこないけど、とにかく技術力が高くて安定感があって「すげぇ!」ってことが言いたい。)

とくに自分の楽器の音が映えるフレーズになると、それはもうとにかく気持ちよさそうな様子で音を出されているので、なんだかこちらまで嬉しい気持ちになってきてしまうというか。

 

アウトロに差し掛かるころにはメンバー紹介も一通り終わって、演奏は一旦終了。

ひとしきりの拍手に包まれた後、改めてイントロの特徴的いなピアノの音が鳴り始めました。

 

 

  7. 奥美濃八萬歌

原曲は夜風・千代の二人のみによる歌唱ですが、ここでは1フレーズ目が夜風・千代、2フレーズ目は亜理紗・もなか、そして3フレーズ目は全員での歌唱でした。

 

拍手が鳴り止むと、夜風が不意に

「以上、“ざこちよ” 旅館のテーマだ。」

と言い放って会場は思わず爆笑。さっきまでの清らかな余韻はどこへやら。

 

「 “ざこちよ” じゃなくて “よしざこちよ” です!!」

「 もう、団員のみなさんの前でその呼び方はやめてください!」

 

会場「 \ざこちよー!/ \ざこちよー!/ \ざこちよー!/」

 

 「“よ し ざ こ ち よ” ですっっっ!!!!!!!!!」

もう完全に王道コントの様相を呈している “ざこちよ” 呼び。

 

亜理紗「にしても、なんでこの曲を歌ったのかしら。」

 

「あんた、家出の身でしょう?自分の旅館の歌を歌ってどうするの?

 

「ホームシックにでもなったわけ???」

相変わらず本質を突いた鋭利でストレートなツッコミをかましていく亜理紗。

  

千代「違うんです!この曲は、私がBBBとしてライブをするきっかけになったものです。」

 

「だから、どうしても歌いたかったんです。家出少女のけじめとして、これからの決意として!」

 

もなか「なんだか、ざこちよちゃんかっこいいのです・・・」

 

千代「では、次の曲に参りましょう!」

「次の曲は、私から順に歌っていきたいと思います。」

 

「先鋒・吉廻千代、推して参ります!」

「では、」のぶった切り感に若干の笑いが起きつつも、ここで突然のリレー形式宣言。

 

 

  8. ビター・エスケープ 

“ビター・エスケープ” といえば、収録曲6曲すべてが “ビター・エスケープ” のCD “ビター・エスケープ” が発売されてます。(税込 ¥3,500)

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KONAMI STYLEにて発売中!(税込1,296円)

 すごくざっくりまとめると、 

1回目・前半 千代 edition  スローテンポ/キーボード強め/オシャレ系

1回目・後半 もなか edition スローテンポ/ボーカル強め?(演奏控えめ)/爽やか系

2回目・前半 亜理紗 edition アップテンポ/ベース強め/ノリノリ系

2回目・後半 夜風 edition  たぶん原曲と同じ

こんな感じです(適当)。

 

ライブの演奏も、繋ぎの部分を除けばほぼCD版のアレンジに近かった記憶。 

“ビター・エスケープ” の聴きどころさんの一つ、間奏部分のソロ演奏パート(ギター→ベース→キーボード→ドラム)は夜風 editionのときに用意されていて、サポートメンバーが思い思いに見せ場を楽しんでました。

 

 

あ、ここでジャケットと一緒にキャストさんの衣装を紹介したいんですけど、 

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控えめにいって再現度やばくないですか????????

 

ともりるさんは夜風のトレードマークの一つである “鮎の髪留め”(意外と大きい)がちゃんと付いてたのと、アホ毛代わり?に青のエクステが入ってました。

あと、よく動くのでフードとニーハイを固定されているらしい。フードを固定する技術力 is 謎。

 

たかみなさんは特徴的な丸いメガネを掛けてました。

これめっちゃセンスあるなぁとか思いながら見ていたんですが、これが大きい(重い)せいか、“だんだんと下がってきてはクイっと上げて掛け直すイベント” が曲中にもそこそこの頻度で起きていて、すごくメガネキャラの嗜みっぽい(偏見)。

ライブ後に白兎団活動報告を読み返して気づいたんですが、このメガネ、

イメージチェンジ | 白兎団オフィシャルブログ「白兎団活動報告」Powered by Ameba

ここで言及されてた “新しい眼鏡さん” だったのかも。

BBBデモテープのくだりといい、今思うと記事の中の何気ないところで結構いろんな伏線が張られてるなぁ

 

サキーシャさんは(写真だと背景と同化しててわかりづらいですが)頭にシルバーの王冠?ティアラ?を付けてます。 “絶対覇権アリーシャ帝国” ジャケ絵の王冠を意識してるのかな。これもばっちり固定されてるっぽい。

ちなみに金髪はウィッグじゃなくてちゃんと染めているとのこと。ほぇ〜。

 

TTさんはスタッフさんが一粒ずつ手作りしたというおにぎり付きのカチューシャを装備。白兎団本部集会直前スペシャルのときに付けてたものよりも三周りくらい大きくなってて、何かの拍子にポロって落ちちゃわないか心配になるくらい存在感がでかい。

“おにぎりディスコ”のジャケ絵を見てもわかる通り、髪の束ね方とかシュシュもしっかり再現されてました。

 

 

  9. 漂白脱兎 

夜風「次は二人で歌うぞ。いくぞ、“ざこちよ” 。」

 

千代「・・・“よしざこ ちよ” です!!!!!!!!!」

 

この曲、間奏明けからとくに聴きどころが多くて

流れていく日常の 正しさは誰のもの?

扉 あけて

「「とーーーびらーーーーあーけーてーーーーーー 」」のハモリから

とまる メリーゴーランド

静寂を待って 見渡すフルカラーの明日

火花散りそうな

鼓動の数だけ 信じられるって言って

ここで一旦しんみりするような曲調に変わるんですよね。

この「見渡すフルカラーの明日」のところ、やぎぬまさんのコーラスとの響きがめっちゃ神がかってて鳥肌やばかった。

  

からの

コントローラー この手で持って

見たことのない道を行くわ

まわる メリーゴーランド

照らす先まで 許される、って言って 

前半は「ダン! ダン! ダン! ダン!」って感じのドラム叩く音がかなり強調される特徴的な場面で、なんか「自分の意志で見たことのない道を歩む決意の現れ」みたいなものが出てるようで好きなんですよね。

後半の「まわる メリーゴーランド」は、腕を伸ばして人差し指を出した手をくるくるする振り付け(伝われ)。これも思わず真似したくなるような振り付けでした。

 

こんなん生演奏・生歌唱で目の前でやられたらたまらん〜〜〜〜〜〜

元々、漂白脱兎(※アルバム名)の中で一番好きな曲だったんですが、これ聴いてまたさらに好きになってしまった。

 

 

あ、ライブとは直接関係ないんですけど、漂白脱兎(※曲名)といえば

白兎団本部放送 第5回|バンめし♪ (2019.4.25) - YouTube

これ。 

Live 2Dの技術的な高さっていう点だけでも一見の価値があるんですが、7:53からの二人のやりとりがほーんと面白くて癖になるから全国民みんな見て。

 

 

10. 全力ドラマティック

亜理紗・もなかの仲良し感が詰まりに詰まったこの曲。

夜風と千代に対しては基本ツンケンした態度を取る亜理紗も、もなかが相手だともうデレッデレ。なんなら、もなかにタジタジにされてる節すらある。

 

漂白脱兎の直後なせいか、ちょっとエモさが増した雰囲気に聴こえるのがまたいい。

  

振り付けなしだったの!?

 一体どれほどの “““徳””” を積んで生きてきたら「間奏でアルプス一万尺をやろう」なんて発想が出てくるんだ・・・・・・確かに小学生のときクラスでやってる人いたわ・・・

 

このエピソード、バンめし♪のストーリーに逆輸入?されていて、ライブ後の白兎団活動報告の中で「ありさちゃんといつもしている手遊びを入れましたのですっ。」と言及されてます。

 

 

11. アバンギャルド・バンドガールズ 

アバンギャルド・バンドガールズを知っている人、人間の歯の主成分を完璧に答えられる説」。

BBBの中でも個性派の二人が合わさり最強に見えるやばいやーつ!!!!!!

 

Aメロの夜風と亜理紗の掛け合いもばっちり再現されてて、

亜理紗「ひーーーーもじいあんたに恵んだげるわ! アリーシャ様の味噌ピロシキ〜〜〜〜〜!! はい(棒)」

 

 夜風「んっ 意外とうまいな、“意外と”。」

 

亜理紗「はいはいはーいwwww 食べたらげぼくーwwwwwwwwww」

 

夜風「は?????」

のくだりも素の二人らしさが存分に出てました。

曲も「Hey Yeah!」とか「Foo!」みたいな合いの手を入れる場所がはっきりしてて、会場も一緒に参加しやすくて楽しい。

  

この曲でも夜風は相変わらず笑顔を見せないクールな感じだったわけですが、サビに入るとその状態のままキレッキレのボックスステップを披露するもんだから、思わずツボに入りそうで堪えるのが大変だった。その表情とトーンでノリノリなダンスされると笑い死ぬからやめて。

(あと「重心の落とし方がリアルで、地元でイキってる小娘感ある」みたいな感想ツイートを後日Twitterのタイムラインで見かけて申し訳ないけど笑ってしまった)

 

そしてお待たせしましたアホ毛オン・ステーーーーーーーーーーーーーーージ!!!!!!!

 

ステージ中央の端ギリギリのところまでマイク片手に乗り出してきて、存分に思いの丈をぶつけたあと去り際に「Thank you...」と言い残して戻っていく夜風。 

この日一番の盛り上がりだったと言ってもいいくらい、会場もヒートアップしてました。

 

あと、やぎぬまさんが人差し指を立てた手を頭の上に持ってきて、鬼の角に見立てて「おーにーたーいーじーかーよー?」って振りしてた。かわいい。

 

 

12. ひふみで湯〜とぴあ♨️  

散々はしゃいだ後にふぅ、と一息つけて心安らぐようなまったり曲。

 

スタンドマイクに向かって歌いつつ、腕を軽く上げて左右に踏むステップ(伝われ)がゆったりした曲調にぴったりって感じ。

 「下駄を鳴らして〜」のところで足先を指してたりしてて振り付けも細かい。

 

浸るように聴きながら思ったんですが、この曲ってメンバー(ここでいうと千代・もなか)のパーソナリティというよりも、奥美濃八萬町の風土とか空気感、名物に焦点が当たっていて他の曲とは趣向がだいぶ違いますよね。なんか奥美濃八萬歌をもっと親しみやすくした感じというか。この辺りもいずれストーリーで触れられるのかな。 

曲終わりは会場も「いぇーーい!」っていうよりも、自然と拍手が起こるような雰囲気でした。

 

 

さて、千代ともなかが戻っていくのを見た後、ふと現実に立ち返ります。

 

この段階で、現時点で発表されているバンめし♪歌唱曲はすべて一通り披露されたことになるんですよね。

 

そうなると必然的に、

「この次に来るのは一体なんだ・・・?」 

となるわけです。

 

〜ここから長い回想〜 

 

今となっては後出しジャンケン状態なので大変アレなんですが、ライブ前に個人的なセトリ予想をしていました。

 

まず、漂白脱兎に収録されてるソロ4曲+ペア4曲はあえて外す理由がないので間違いなくやるだろうし、ここに新曲が1曲。

 

“ビター・エスケープ” に関しては、(公式に「バンめし♪オープニングテーマ」と位置付けられているものの)物語の中では一度も言及されていないのでどうだろう・・・とも思ったんですが、これがないといわゆる “全員曲” が全然なくなっちゃうんですよね。 

一応、新曲は白兎団活動報告の中で “全員で歌う曲” だと言及されていましたが、じゃあこれがライブ本編の最後やアンコールに来るかと言われると・・・ということで仲間入り。

 

そうなると単純計算でフル尺の曲が10曲。幕間に合いそうな奥美濃八萬歌を含めても11曲。

これだけだと「ちょっと曲数少ないな」感が否めなかったわけですが、ここでひなビタ♪界隈をざわつかせた “例の記事” が頭をよぎる。

ameblo.jp

これを起点としたいくつかの記事の中で、

 ・夜風にとって「 “虚空と光明のディスクール” は霜月凛の曲で一番好きな曲」である

 ・亜理紗は和泉一舞の曲が(スター性を感じるという点で)気になっている

 ・千代は春日咲子の曲が(自身の憧れる “イメージチェンジ” に近いという点で)気になっている

ことが言及されています。

 

正直なところ、このライブで「ひなビタ♪曲のカバーが披露されてもおかしくないだろうな」と踏んでいました。

 

一つは、前述した曲数の問題。

ひなビタ♪カバー曲を披露するターン」みたいなのが用意されてて、そこで3曲が加われば(曲数的に言えば)割とちょうどよくなるのではないか、と。

(その場合、具体的な曲名を出している夜風はともかく、亜理紗と千代は何を歌うんだ、って話になるわけですが・・・亜理紗が “イブの時代っ!” を歌うのはさすがに無理があるから、“完全無欠の無重力ダイブ” 辺りかな、とか考えたり。

千代の “とってもとっても、ありがとう” は雰囲気は合ってるけど、歌に込めてありがとうを伝えたい存在が現時点で明確にいるかと言われると、うーん。となると “空の飛び方” がしっくりくるのかなぁ、などと考えたりはしていました。)

 

もう一つは、これは完全に勘なので根拠は全然ないんですけど、 

新曲も発表するとはいえ、バンめし♪ 1stライブが「今持ってるレパートリーを全部披露してはい、おしまい。」とはならないんじゃないかなぁ、っていう予感みたいなものです。

TOMOSUKE氏が「今回のライブは “実験的” 」と言っていたし、こういう趣向を仕掛けてきてもおかしくないんじゃないかと思っていました。

 

〜長い回想ここまで〜

 

いろんな思考が頭を巡る中で、夜風が一人でステージに戻ってきます。  

「さて、次の曲はBBBの曲ではないが・・・」

 

「ーーーーーーー “私が個人的に気に入っている曲” を歌おうと思う。」 

あっ・・・

 

「団員のみんなは、“日向美ビタースイーツ♪” を知っているか?」

 

 

会場「「「「「!!!!!!!!!!」」」」」

 

 

「・・・聞くまでもなさそうだな。」

(実際には「日向美b」の辺りでもうすでに歓声やら拍手やらで会場はざわざわしてました。)

 

「 “日向美ビタースイーツ” は音楽で町おこしを成功させたバンドとして知られていて、前向きな曲が多いが・・・」

 

「メンバーの一人、霜月凛。彼女の曲だけは不思議だ。」

 

「町おこしとは程遠い、むしろ町やバンドに対して否定的にすら感じられる。」

 

「でも、その中にも、とても情熱的な部分があるんだ。」

 

「そんな複雑な心情に、私はシンパシーを感じた。」

あっ・・・あっ・・・・・・

 

「では、聴いてくれ。」

 

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーー “虚空と光明のディスクール” 。」

  

この瞬間に、予想は現実になった。

 

確かに予想はしてました。が。

いざ、この場で “虚空と光明のディスクール” が披露されたとき、自分がどういう気持ちになるのかわからなかった。

 

私の中の “虚空と光明のディスクール” は、日向美ビタースイーツ♪の物語の中で披露される過程をリアルタイムで体験して、ひなビタ♪の世界に入るきっかけになったとても思い入れの深い曲ですし、一番好きな曲といって差し支えありません。 

 

だからこそ、 それが “第三者” によって解釈されたとき、何を思うのか。

 

 

13. 虚空と光明のディスクール 〜夜風 edition〜

私の中に浮かんできた言葉はーーーーーーーーーーーーー “昇華” でした。

 

正直、なぜ “昇華”*2 というワードが出てきたのか、自分でもよくわかっていません。

でも、観客席まで届く眩いばかりのライトに照らされながら、ステージに立った夜風が歌い上げる様を目の当たりにして、その時の気持ちを言葉にしようとするとそうなるんです。

 

バンめし♪の世界では、日向美ビタースイーツ♪に関して「ある時期からバンド活動が無くなって今は伝説化している」ことが言及されています。

その伝説のバンドの曲が、倉野川市とは縁もゆかりもない離れた地で、“歌って” 伝えられたのが、嬉しかったのかもしれないし、

 

都会とは程遠い地方の中で、自分のことを虚空と表現するほど退廃的で内省的な面がまだ強く出ていた最初期の凛がつくった曲が、実際に一人の人間の琴線に触れて、心を動かしたのが嬉しかったのかもしれないし、

 

自分の感情は表に出して主張する夜風によって、不器用な凛のつくる不器用な歌が、解き放たれるように歌われたことが新鮮に感じられたのかもしれない。

 

答えはよくわかりません。

 

えーっと、ライブの話をしましょう。

昼公演では曲全体を通して “栗花落 夜風” による歌唱でしたが、夜公演では “栗花落 夜風/楠木 ともり” の特別バージョンでした。

A・Bメロや間奏などの静かなパートは夜風としてクールに歌い上げつつ、サビに入った瞬間に感情が一気に解放されたような魂の込もった力強い歌い方に変わって、もうなんか身体中の震えが止まらなかった。

 

 かっこよすぎなんだよなぁ・・・

 

最後には曲の終わりとともに真っ暗闇に包まれて、ギターの残響がひときわ大きく残る会場。

 

拍手が鳴り止んだ後も、まだ仄暗い中でしばらくの間続く静寂。 次は亜理紗か千代がくるのか??それとも別の何かか???

 

・・・・・・・・・

 

ポロロローン 

 

もなか「はぁーーーーーるぅーーーーふぅーーーk

 

会場「「「「「「「ああああああああああああああああああ!!!!!!」」」」」」」

 

先の余韻が抜け切らない私「なんだこれ、新曲か?」

周りのみなさんはすぐに状況を理解していたみたいなんですが、私はこんな感じの意味不明な思考回路に陥り、その正体に気づいたのはだいぶ後でした。

 

 

14. 凛として咲く花の如く 〜moonbow ver.〜 

 

おじさーん!!!!!

そういう超大事なことはもっと早く言ってもらえませんか???????

なーーーーーにが「みんな奇数拍子にも馴れようぜ!」じゃ!!!!!!!

  

いつもの調子でコールが始まったのに、

演奏:デーデ ッデッデッ  デーデ ッデッデッ  デーデ ッデッデッ  デーデ ッデッデッ…

観客:   ハイ!            ハイ!             ハイ!             ハイ?           ??????

って完全にみんな迷子になってたわ!!!!

 

バージョン違いの凛花ということで、このフレーズ以外でもアレンジが加わってました。

振り付けもひなビタ♪editionほど多くなくて、“ライブハウスを会場にしたイベントで披露される凛花” を念頭に置いた魅せ方なのかなぁと想像。

 

アウトロはお決まりの “しばらく演奏が続いて ジャーン! って終わるアレ” だったんですが、いかんせんジャンプを封印されているので “着地のフリだけする” 珍しいパターンでフィニッシュ。

 

最後に夜風が

「公演は以上だ。ありがとうございました。」

と夜風らしい、あっさりした挨拶で締めて終了。

  

本編は最初から最後まで、キャラクターのまま演じ通されたライブでした。

 

 

MC 

恒例のアンコール待ちタイムですが、例にも漏れず

・普通に手拍子しながら「アンコール!」と言う派

・「アンコール!」に「そーれ!」みたいな合いの手を入れる派

・「アンコール!」の加速化を仕切り直そうとする派

の三大勢力に加えて、今回は

・「アリーシャ !」派

・「BBB!」派

・タンバリン派

が加わりいよいよカオス感満載。

 

何回かのソフランが発生するお決まりのパターンになりつつ、 しばらくするとサポートバンドが再びステージ上へ。

このときすでにサポートバンドのみなさんは “バンドでめしを食べるのは大変なこと。” Tシャツに着替えていたんですが、リアルなバンドマンがこれ着てるともうメッセージ性がやばい。

 

ライブ直前生放送の物販紹介コーナーでTOMOSUKE氏が「これバンドマンに着て欲しいな〜」って言ったとき、その場にいたやぎぬまさんが 

「ほんと大変なんですよ!!ほんと大変なんですからね!!!」

って間髪入れずに言ってたのを思い出して、(失礼ながら)ちょっと笑ってしまった。

 

続いてキャストさんもステージに集結。

ともりる「いえぇぇぇーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!」

 

「えーっと、夜風はあんまり声を張らないので、元気が有り余っております。」

 

「いぃぃっっえぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 

演技スイッチがOFFになった瞬間に夜風とのギャップがすごすぎて、もうなんか爆笑してました。

 

「あ、ここからは素でやりまーす!」宣言を皮切りに、TTさん→サキーシャさん→たかみなさん→ともりるさんの順で公演後のご挨拶タイム。

キャストのみなさんからは「2ndライブ、絶対やりましょう!!!」って意気込みが伝わってくるほど、次の展開に対して前のめりなのが印象的でした。

 

さて、ここで昼・夜公演問わずMCで記憶に残っているシーンを(補完しながら)お送りします。敬称略です。

 

(TTさんのMCで、しばらくしゃべったタイミングで)

TT「先輩。これ一人、何分くらいですか?」

 

たかみな「(ちょっと野太い声で)えー、思いの丈をいっぱい喋ったらええがな〜」

たかみな「千代だとできなかったので、ここでコール&レスポンスやっちゃおうかな!」

 

「男子!」     \いぇーい!/

「女子!」     \いぇーい!/

「タンバリン!」  \シャララララララ…/

「げーぼーく!」 \\いぇーい!//

 

たかみな「(中略)・・・というわけで男子も女子もタンバリンもげぼくもみんなが音楽を楽しめるコンテンツにしていきたいと思いますので〜」

 

私「(意思を持ったタンバリン・・・)」

たかみなさん、トークも切り返しもキレがあってすこ。

 

〜昼公演〜

サキーシャ「 “SSPP” を見に言ったときは、自分がこの世界・・・とはちょっと違うかもしれないけど、この世界線に入れることがすごく幸せだなって思ったんです。」

 

「でも、その次の “SSM” を見に行った時は、もうバンめし♪のライブが決まりかけてたときで、見る気持ちが全然違ってしまって。」

 

「あんなすごいライブを見てしまったので、バンめし♪でわたしは何ができるんだろう、みたいなプレッシャーがあったんです。」

 

「でも、スタッフさん、バンドのみなさんが練習にいっぱい付き合ってくださって、キャストさんが一緒にいて・・・」

 

「あと、“黒川 亜理紗” っていう存在がわたしの中にいるのが何よりも嬉しくて、『亜理紗だったら不安にならない』とか『亜理紗はステージで絶対不安な顔は見せない』って考え直して、何度も支えられてきました。」

 

私「めっちゃいい話たくさんしてくれてる・・・ありがとう・・・」

 

〜夜公演〜

サキーシャ「昼公演では『プレッシャーを背負って悩んで苦しみ、でも周りの人たちに助けてもらってハッピー!』みたいな話をしたんですけど〜、」

 

私「要約の仕方」

 

TT「MCということでここからは素、“味の素”。でーす。」

 

会場「・・・・・・」

  

(お互い見合って露骨に寒そうなポーズをする、ともりるとたかみな)

 

TT「さむくないさむくない!!さむくないよ!!!」

 

(二人と一緒に寒そうなポーズをし始めるサキーシャ)

 

TT「遅れていかないで!仲良しでしょ!!!仲良しなはずでしょ!!!」

サキーシャにしてやられるTTさん。

ところが、

 TT「(中略)なんかもう話が進まない!」

 

TT「まぁあのー、大事な話はアリーシャに任せることにして・・・・・」

 

サキーシャ「うそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」

 

TT「本当に胸がいっぱいで言葉が出てこないんだ〜〜〜。」

 

サキーシャ「ずるいよーーーーーー!!!なんでーーーーーー!?」

 

TT「これ言ったもん勝ちだから( ・´ー・`)

 最後にしっかりやり返してました。

 

サキーシャ「もう毎日のようにリハがあってね。」

 

TT「ね。一緒に帰って、ね?」

 

サキーシャ「いろいろ喋りながら、ね?」

 

TT「反省したり、アイスクリーム食べたり。一緒に銭湯も行きました。」

 

サキーシャ「お泊まりもして、ね?」 

二人の仲良しエピソードが展開されるのを他所に、怪訝そうに顔を見合わせて何やらやりとりを始める、ともりるとたかみな。 

気づいた時には

TT サキーシャ (もはや埋められない深い溝) ともりる たかみな

みたいな立ち位置になってて、

「家が近かったから!」

「家が近かったから!」

「いいよーだ!」

 

「いいよーだ!」

 

「2ndのときは仲間にいれてやんねーから!!」

 

また一歩、世界平和が遠のいてしまった・・・

 

サキーシャ「なんか、もう、なんか、さみしいなあ〜〜〜〜〜」

 

ともりる「げぼくさんたちに元気付けてもらえばいいんじゃないですか?」

ここで突然スイッチが入って会場の空気を一瞬で支配するアリーシャ 。

そして一言。

 アリーシャ 「だからー、げぼくのちからでー、“2回目”  を早くやらせて?」

亜理紗はもうサキーシャさんの中に常駐してるのかな? “もう一人のボク” 的なやつかな?

 

ともりる「アリーシャのソロのときに裏でモニターを見てたんですけど、旗が掲げられて、赤いライトで照らされてて・・・」

 

ともりる「ちょっと怖かった(笑)」

 

サキーシャ「なーんてこというのよーーーーーーーーー!」

(イメージ図)

f:id:MARRONNE:20190727134314p:plain

ごめんアリーシャ 、これは確かにちょっと怖い。

 

ともりる「みなさん今日で満足しちゃダメですよ?」

 

ともりる「まだまだいけますよね? “げぼく”!!」

 

会場「いえぇぇぇーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!」

 

サキーシャ「 “鮎”*3 じゃないの?」

 

ともりる「 “げぼく” の方がみんな反応してくれるかなって・・・」

 

サキーシャ「それあたしのだから!!!」 

げぼく(Copyright © Arisa Kurokawa/Saki Yasui)

 

 

さて、昼公演はキャストさんの挨拶で終了だったんですが、夜公演はここで

ともりる「みんな、会いたい人いるでしょーーーー????」

 

ともりる「TOMOSUKEさぁぁぁぁあぁあああああああん!!!!!!!」 

 

この日一番の歓声が上がる中、舞台袖からバンめし♪おじさん登場〜〜〜

会場を一旦静かにさせてから開口一番、

「改めまして、“白兎先生役” の舟木智介です。」

ついに正式にCV. 決まっちゃったかー(すっとぼけ)

 

「今日も本当は出るつもりなかったんですよ?」

「このあいだのSSMで卒業しようと思って。」

許されない糸が絡まり合ってるから卒業は許されないんだよなぁ

 

ここからおじさんのトークタイムかと思いきや、 

「ここは、やぎぬまさんにバトンタッチしようかなって」 

「んじゃ、よろしく✋」 

と急にMCを任せてそそくさと退場。

 

やぎぬまさん、裏では「しゃべりたくないんです・・・」とこぼしていたようで、

「わたししゃべるとほんと締まんないですよ??」

とぼそり。

やぎぬまさん「バンドマスターは初めての経験だったんですけど、バンドのメンバー、スタッフさん、キャストさんを」

 

私「うんうん」

 

やぎぬまさん「 “力” でどうにかして・・・・・・」

 

私「言い方」

途端にやぎぬまさんに向かってへこへこと頭を垂れるサポートバンドの面々。

力は偉大、ヴィリーキイ・・・

 

そんなバンド内の力関係(?)が明るみに出たところで、いよいよ最後の曲へ。

ともりるが一呼吸置くと、夜風が再びステージ上に一瞬で顕現して曲紹介。

 

「それでは・・・」

 

「 “始まりの曲” を今度は、四人で歌います。」

 

「聞いてください、“ビター・エスケープ” 。」

 

 

En. ビター・エスケープ  

“BBBが四人で歌唱するビター・エスケープ” は何気にまだ音源化されていなくて、これが初披露でした。

 

ラストということで、キャストもサポートバンドもリミッター解放気味に最後の全力を出し切っててみんなノリノリ。

間奏部分のソロ演奏パートもぐわあああああああああって感じでやりたい放題。

 

曲も終盤に差し掛かって、そのまま “しばらく演奏が続いて ジャーン! って終わるアレ” に続きそうになった瞬間、突然ステージ上が暗転。

からの

もなか「カク」

亜理紗「ゴハ」

千 代「デキ」

夜 風「タカ?」

ここ、真っ暗な状態から一人一人が喋る絶妙なタイミングで白いスポットライトが上から順番に当たっててめっちゃカッコよかった。鳥肌立った。

 

その後すぐに “ジャーン! って終わるアレ” に繋がって演奏終了。

再び “白兎タイム” がBGMで流れ始めて、このまま「本日の公演は終了いたしました。お忘れ物のないように〜」的なアナウンスで退場開始かと思いきや、

 

ともりる「ここで!記念撮影をしたいと思いまーす!』

 

記念撮影!?

(・・・あ、でも前にロックフェス行った先輩が “その時の写真” って言って見せてくれたことあったな。確か、斜め上方向から見下ろすようにステージ上の演者と会場全体が写ってて、なんなら自分の居場所もだいたいわかっちゃうようなやつだ!)

 

ともりる「この写真、告知用にバッチリ使われちゃうので、恥ずかしい人は “アリーシャの旗” とかで顔を隠してね〜」

 

私「モザイクみたいな旗の使い方」

 

ともりる「はい、チーズ!!」

(さっきイメージしてた写真の構図そのままじゃん)

 

最後の締めは、キャスト+サポートバンドがマイクなしで手を繋いで

 

「「「「「「「「「ありがとうございましたー!!!!」」」」」」」」」

 

の挨拶で公演終了。

このシーン、隣同士に並んだBa.大澤さんとサキーシャさんの身長差が大きくて、腕上げたときに若干宙に持ち上がってたのがちょっと面白かった。

 

ステージを去る演者さんを見届けた後、“白兎タイム” に合わせてひとりしきの手拍子をしてから観客も退場開始。

夜公演のときはこのタイミングで “SSMでの出来事” が頭を過ぎったのか、「(これで本当に終わりだよね?ここからいきなり映像とか音声が流れたりしないよね??)」みたいな空気になって、数瞬足を止めてステージ上を確認する人もちらほらいました。ちなみに何も起きませんでした。

 

 

以上、 “白兎団本部集会~Blanc Bunny Bandit 1st LIVE~” 当日レポでした。

 

 

あとがき

私はバンめし♪のことを、

ひなビタ♪ではもう表現のしようがない、あらゆるものが凝縮された存在”

だと思っています。

 

6年間かけて本当に少しずつ地道に紡がれてきた物語が実を結んで、多くの人に愛されるコンテンツになったひなビタ♪ですけど、その舞台裏では

・キャラクターの軸がブレてしまう恐れがあるもの

・“成長した姿” や “新たな一面” 、“意外な素顔” として描くには無理のあるもの

ひなビタ♪の世界観、ストーリーと相対するもの

みたいな対極的な要素も積み重なっていたんじゃないかな、と。

 

もしバンめし♪が日向美ビタースイーツ♪とここなつの軌跡を既定路線のように歩んでしまったら、そこにいるのは “ひなビタ♪先輩” なんですよね。5年以上先を行っているという点では大先輩かもしれない。

 

だから、ひなビタ♪では踏み込めないような領域を開拓して、その点で “バンめし♪先輩” と呼ばれるような存在になるくらい独自の個性を確立して、私がまだ知らない音楽の世界をもっと教えてほしいなぁ

 

そんなことを考えながら、次回の白兎団本部集会が実現する日を楽しみにしています。

  

ここまでの長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

*1:“でぃぞビタ♪” によるSSM振り返り放送(https://www.youtube.com/watch?v=RlopR88KOwM)にて詳しく解説されています。

*2:一応、誤解の無いように述べておきたのですが、決して「(凛の歌う “虚空と光明のディスクール” と比較して)夜風の方が良かった」という意味ではありません。

*3:それまでのくだりで、ともりるが「(サキーシャが喋るときは “旗” が掲げられるのに対して)わたしが喋るときは “鮎” を掲げて?」という趣旨の発言をしたのを受けて。